光回線とスマホの「セット割」は本当にお得?——キャリア別の仕組みと注意点

携帯キャリアが提供する光回線とのセット割引。本当にお得なのか、乗り換えを検討する際に確認すべきポイントを解説。

セット割の基本的な仕組み

大手携帯キャリアは、自社系列の光回線と携帯電話をセットで契約すると、毎月のスマホ料金から一定額を割り引く「セット割」を提供しています。家族で同じキャリアを使っている場合、家族分すべての回線に割引が適用されることもあり、一見するとかなりお得に見える制度です。しかし、セット割だけを見て契約を決めると、総額で見たときに損をしているケースもあるため、仕組みを正しく理解しておく必要があります。

セット割で確認すべきポイント

  • 割引額と光回線の月額料金のバランス:スマホ代の割引額が大きくても、光回線自体の月額料金が他社より高ければ、トータルでは割高になることがあります。必ず「スマホ割引後の総支払額」で比較しましょう。
  • 家族の契約状況:セット割は家族全員が同じキャリアの回線を使っていることが条件になることが多く、家族の中に他キャリアを使っている人がいると、期待した割引額に届かないことがあります。
  • 光回線側の契約期間・違約金:セット割を目的に光回線を契約すると、通常の光回線契約と同様に契約期間の縛りが発生することが一般的です。スマホだけ他社に乗り換えたくなった際に、光回線側の違約金がネックになることもあります。

セット割が向いている人

すでに家族全員が同じ携帯キャリアを使っていて、今後もそのキャリアを使い続ける予定がある人にとっては、セット割は総支払額を下げる有効な手段になります。特に家族の回線数が多いほど、割引の恩恵は大きくなる傾向があります。

セット割が向いていない人

格安SIMなど、携帯キャリアの回線にこだわらず柔軟に乗り換えたい人にとっては、セット割による光回線契約の縛りがかえって不便になることがあります。スマホと固定回線を別々に、それぞれ最安値のサービスで契約したほうが、トータルで安くなるケースも珍しくありません。

比較する際の考え方

セット割を検討する際は、「スマホ料金の割引額」だけでなく、「光回線の月額料金+工事費・キャンペーン内容」まで含めた総支払額で、セット割なしの組み合わせと比較することが大切です。単体では割高に見える光回線でも、家族全体でのセット割引額を含めるとお得になるケースもあるため、家族構成やキャリアの利用状況を踏まえてシミュレーションすることをおすすめします。

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